農林水産省 中国四国農政局の出前授業に実施協力しました

2023.11.08

お知らせ

農林水産省中国四国農政局 高知南国農地整備事業所が11月8日に行った高知大学 農林海洋科学部の学生を対象とした出前授業に実施協力しました。

当社は同局から受注した「高知南国農地整備事業」の下島工区区画その5工事をICT機器を活用し施工しており、学生には、ほ場整備とICT施工について現場見学を通じて建設業にふれていただきました。

★協力現場 
発 注 者 農林水産省 中国四国農政局
工 事 名 高知南国農地整備事業 下島工区区画整理(その5)工事
工事内容 ほ場整備 A=5.68ha
ほ場整備…農地の区画整理、農道の整備、農業用用排水路を一挙に整備するものです。
田を大きな区画にして用水をパイプライン化し、広い農道を作ることにより、大型機械の利用と容易な農業用水の管理が可能となり、農業生産性の向上を図ることができます。

当日の内容

  1. 現場見学
  2. ICT施工にふれる
  3. ドローン操縦体験
  4. 建設業におけるICT機器の活用状況の説明

1.現場見学

大学で、ほ場整備や高知南国農地整備事業の概要説明を受けられた学生20名が、現地(実際に工事している現場)に見学に来られました。

2. ICT施工にふれる

現場では工事をICT施工ですすめており、実際に使用しているICT機器搭載の重機(バックホー)を見学しました。
協力業者の方のご協力のもと、作業の実演や学生一人ひとりに操縦席まで上ってもらい操作画面について説明を行いました。

3.ドローン操縦体験

次に、測量に使用しているドローンの実演・操作体験を行いました。
当社が導入しているドローンは、墜落防止のセーフティ機能が搭載されており、初めての方でも安全に操縦ができるため、学生を代表して1名の方にドローンで着陸・離陸・前進や旋回などの操縦をしていただきました。

4.建設業におけるICT機器の活用状況の説明

現場から現場事務所に移動し、今度は座学です。建設現場で急速に普及しているICT施工の背景や重機(バックホー)一台の値段など、ICT機器導入することでの費用対効果など、当社での事例をあげて説明しました。
質疑応答の時間のときには学生から積極的に質問をいただきました。

MESSERGE


人材不足や従事者の高齢化などは建設業だけでなく、どの業界でも共通してあげられる問題ではないでしょうか。
当社では、ICTの活用は今後の建設業の継続にはなくてはならない有効な手段だと考え、デジタル化に積極的に取り組んでいます。
今回の実施協力を通じて、高知大学農林海洋学部の学生へデジタル化のすすんでいる建設業のこと、当社のことをお伝えでき大変うれしく思います。
農林水産省中国四国農政局 高知南国農地整備事業所の皆様、このような機会をいただきありがとうございました。